[悪手回想録]自分に都合の良い解釈をするな!

こんにちは。

ぴかり(夫)です。

直近の対局で指した悪手を

振り返るコーナーです。

【第1図】△6四歩まで
0009

後手の陣形はだいぶ崩れていて、こちらは美濃囲いがまだ手付かず。

結構優勢な感じです。

評価値も+828と先手優勢です。

ここで、特に攻め手がなかったので

さらに自玉を安全にしようと思い

玉の脱出口をつくるために▲1六歩と端歩をつきました。

しかし、これが悪手判定で△5五歩打【第2図】で

銀が取られてしまいます(汗)

【第2図】△5五歩打
0010

こりゃ駄目だ。目を覆いたくなるような悪手だ。

・・・さて、さきほどの局面に戻ってみましょう。

【再掲・第1図】△6四歩
0009

ここで、相手の△6四歩の意図を考えなければいけません。

もちろん相手の狙いは、次の△5五歩打だったのですが

対局中は、ただ6七の角を狙いに来ているだけだと思っていました。

いやぁ、自分に都合の良い解釈ですね(反省)

でも、そうなると優勢なのか?

結構、劣勢な気がしてきた。

ソフト推奨手は▲8四歩【第3図】

【第3図】▲8四歩
0011

どうも突き捨ててから、

格言「相手の打ちたいところに打て」の如し

▲5五歩打が良いようだ。

突き捨てた理由は、

▲5五歩打-△4三金-▲8五歩打【第4図】

-△同歩-▲7七桂【第5図】

【第4図】▲8五歩打
0012

継ぎ歩してからの・・・

【第5図】▲7七桂
0013

左桂馬の活用ですね。

たしかにここまでくると、先手優勢とはっきりわかりますね。

では、また~。

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