こんにちは。
ぴかり(夫)です。
直近の対局で指した悪手を
振り返るコーナーです。
【第1図】△6四歩まで
後手の陣形はだいぶ崩れていて、こちらは美濃囲いがまだ手付かず。
結構優勢な感じです。
評価値も+828と先手優勢です。
ここで、特に攻め手がなかったので
さらに自玉を安全にしようと思い
玉の脱出口をつくるために▲1六歩と端歩をつきました。
しかし、これが悪手判定で△5五歩打【第2図】で
銀が取られてしまいます(汗)
【第2図】△5五歩打
こりゃ駄目だ。目を覆いたくなるような悪手だ。
・・・さて、さきほどの局面に戻ってみましょう。
【再掲・第1図】△6四歩
ここで、相手の△6四歩の意図を考えなければいけません。
もちろん相手の狙いは、次の△5五歩打だったのですが
対局中は、ただ6七の角を狙いに来ているだけだと思っていました。
いやぁ、自分に都合の良い解釈ですね(反省)
でも、そうなると優勢なのか?
結構、劣勢な気がしてきた。
ソフト推奨手は▲8四歩【第3図】
【第3図】▲8四歩
どうも突き捨ててから、
格言「相手の打ちたいところに打て」の如し
▲5五歩打が良いようだ。
突き捨てた理由は、
▲5五歩打-△4三金-▲8五歩打【第4図】
-△同歩-▲7七桂【第5図】
【第4図】▲8五歩打
継ぎ歩してからの・・・
【第5図】▲7七桂
左桂馬の活用ですね。
たしかにここまでくると、先手優勢とはっきりわかりますね。
では、また~。