[悪手回想録]無理攻めよりも、まずは守りから

こんばんは。

ぴかり(夫)です。

直近の対局で指した悪手を

記録しておこうという試みです。

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今回の局面について

【第1図】△4四歩
2016101601

①先手は四間飛車で高美濃囲い。
②後手は居飛車穴熊。
③後手玉が穴熊にもぐったタイミングで、
▲5六銀と踏み出し
④先手の銀踏み出しに対し、△4四歩

と、いう局面です。

検討

実戦では以下の候補手を考えました。

【検討1図】▲4五歩
2016101604
△同歩▲同銀から▲3四銀まで攻める作戦

【検討2図】▲5五歩
2016101603
飛車先の歩を伸ばし、角交換も視野にいれています。
穴熊が完成していないので、有利と考えました。

【検討3図】▲7七角
2016101605
一先ず、定位置に角を持ってくる。
桂馬に紐つけて、相手からの角交換に備える。

で、実際に選択した手は

【検討2図】の▲4五歩でした。

飛車先を伸ばすのと、角交換ではこちらが有利と

判断しました。

では、Bonanza先生に候補手について

評価してもらいましょう。

候補手① ▲4五歩

【検討1図】▲4五歩
2016101604

評価値の変動は、-49 ⇒ -194

歩はスルーされて、

△8五歩-▲7七角-△4三金【1-A図】で

特になんでもないようです。

【1-A図】△4三金
2016101606

候補手② ▲6五歩

【検討2図】
2016101603

評価値の変動は、-49 ⇒ -74

△8五歩-▲7七角-△2二銀【2-A図】と

穴熊が完成し、先手としてはあまり嬉しくないようです。

【2-A図】△2二銀
2016101607

候補手③ ▲7七角

【検討3図】
2016101605

評価値の変動は、-49 ⇒ -122

普通に△2二銀と穴熊が完成して

先手は面白くありません。

Bonanza先生の推奨手

【B1図】▲3六歩
2016101602

評価値の変動は、-49 ⇒ -49

この後、長い手数を踏んで

【B2図】のように銀冠にまで発展させるのが

良いようです。

【B2図】▲3八金
2016101608

評価値は-89と誤差範囲内ですが、

後手は穴熊でがっちり囲みが完成していますが

先手も5筋の歩が切れているので、

ここを突破できるかが鍵になりそうです。

まとめ

考慮した手の中では、一番ましな手は打てたようです。

しかし、攻めではなく、守るべきタイミングだったようですね。

後手は、ゆっくりとした手でした。

(飛車先の歩を進めないぐらい・・・)

それに合わせて、こちらも守りを固めるべきだったんですねぇ。

「無理攻めよりも、まずは守りから」

ですね。

では、また。

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