こんばんは。
ぴかり(夫)です。
直近の対局で指した悪手を
記録しておこうという試みです。
今回の局面について
【第1図】△4四歩
①先手は四間飛車で高美濃囲い。
②後手は居飛車穴熊。
③後手玉が穴熊にもぐったタイミングで、
▲5六銀と踏み出し
④先手の銀踏み出しに対し、△4四歩
と、いう局面です。
検討
実戦では以下の候補手を考えました。
【検討1図】▲4五歩
△同歩▲同銀から▲3四銀まで攻める作戦
【検討2図】▲5五歩
飛車先の歩を伸ばし、角交換も視野にいれています。
穴熊が完成していないので、有利と考えました。
【検討3図】▲7七角
一先ず、定位置に角を持ってくる。
桂馬に紐つけて、相手からの角交換に備える。
で、実際に選択した手は
【検討2図】の▲4五歩でした。
飛車先を伸ばすのと、角交換ではこちらが有利と
判断しました。
では、Bonanza先生に候補手について
評価してもらいましょう。
候補手① ▲4五歩
【検討1図】▲4五歩
評価値の変動は、-49 ⇒ -194
歩はスルーされて、
△8五歩-▲7七角-△4三金【1-A図】で
特になんでもないようです。
【1-A図】△4三金
候補手② ▲6五歩
【検討2図】
評価値の変動は、-49 ⇒ -74
△8五歩-▲7七角-△2二銀【2-A図】と
穴熊が完成し、先手としてはあまり嬉しくないようです。
【2-A図】△2二銀
候補手③ ▲7七角
【検討3図】
評価値の変動は、-49 ⇒ -122
普通に△2二銀と穴熊が完成して
先手は面白くありません。
Bonanza先生の推奨手
【B1図】▲3六歩
評価値の変動は、-49 ⇒ -49
この後、長い手数を踏んで
【B2図】のように銀冠にまで発展させるのが
良いようです。
【B2図】▲3八金
評価値は-89と誤差範囲内ですが、
後手は穴熊でがっちり囲みが完成していますが
先手も5筋の歩が切れているので、
ここを突破できるかが鍵になりそうです。
まとめ
考慮した手の中では、一番ましな手は打てたようです。
しかし、攻めではなく、守るべきタイミングだったようですね。
後手は、ゆっくりとした手でした。
(飛車先の歩を進めないぐらい・・・)
それに合わせて、こちらも守りを固めるべきだったんですねぇ。
「無理攻めよりも、まずは守りから」
ですね。
では、また。