こんにちは。
ぴかり(夫)です。
雁木囲いで対局をしていると
対応に迷う局面が出てきます。
今回は、相手が棒銀から袖飛車で、
一気に攻めてきた時について
検討します。
【第1図】▲3八飛
※後手番なので、局面が逆転しています。
【第1図】は▲3八飛と、
棒銀から袖飛車で、3筋の角頭を狙われて
気持ち悪い局面です。
ここで、実践は△3二金としましたが
△4二角【第2図】が最善手とのこと。
【第2図】△4二角
ここでソフト評価値は、-300で
若干有利なようです。
そして▲3五歩【第3図】と、さらに攻めてきた局面です。
【第3図】▲3五歩
どうでしょう?
△同歩と取ってしまうでしょうか?
それだと▲同銀で、相手に攻め込まれるだけです。
ここは放っておく手しかない。
ここで、△6四角【第4図】が逆襲の一手。
【第4図】△6四角
構わず、▲3四歩【第5図】と攻めてきたら
どうしますか?
【第5図】▲3四歩
おそらく、私なら△1九角成とかやってしまいそう・・・。
ここは△3二飛!!が最善手とのこと。
【第6図】△3二飛
ちょっとこれは知らないと指せないなぁ。
いや、飛車が向かい合う間に、
相手の駒が1つなら有利だったよね?確か。
そのセオリー通りなら指せるか・・・。
そのまま▲3三歩成【第7図】と踏み込んできた場合
どう対処するのが正解でしょうか?
【第7図】▲3三歩成
△同桂としてしまいそうです・・・。
が、ここは△同飛!!が強い一手!
【第8図】△同飛
ここで、相手は▲同飛としてきた場合には
△同桂ー▲3五銀ー△2七飛打【第9図】で、
評価値は -1500 で優勢のようです。
【第9図】△2七飛打
なかなか覚えにくいというか
頭に入らない手順ですが、
ポイントとしては、
・△6四角の逆襲
・△2二飛の合わせ飛車
と、いったところでしょうか?
いかがでしたでしょうか。
また、機会があれば他の雁木ポイントも
記事にできればと思います。
では、また。