雁木囲いのワンポイントアドバイス ~棒銀からの袖飛車対策~

こんにちは。

ぴかり(夫)です。

雁木囲いで対局をしていると

対応に迷う局面が出てきます。

今回は、相手が棒銀から袖飛車で、

一気に攻めてきた時について

検討します。

【第1図】▲3八飛
20181027001

※後手番なので、局面が逆転しています。

【第1図】は▲3八飛と、

棒銀から袖飛車で、3筋の角頭を狙われて

気持ち悪い局面です。

ここで、実践は△3二金としましたが

△4二角【第2図】が最善手とのこと。

【第2図】△4二角
20181027002

ここでソフト評価値は、-300

若干有利なようです。

そして▲3五歩【第3図】と、さらに攻めてきた局面です。

【第3図】▲3五歩
20181027003

どうでしょう?

△同歩と取ってしまうでしょうか?

それだと▲同銀で、相手に攻め込まれるだけです。

ここは放っておく手しかない。

ここで、△6四角【第4図】が逆襲の一手。

【第4図】△6四角
20181027004

構わず、▲3四歩【第5図】と攻めてきたら

どうしますか?

【第5図】▲3四歩
20181027005

おそらく、私なら△1九角成とかやってしまいそう・・・。

ここは△3二飛!!が最善手とのこと。

【第6図】△3二飛
20181027006

ちょっとこれは知らないと指せないなぁ。

いや、飛車が向かい合う間に、

相手の駒が1つなら有利だったよね?確か。

そのセオリー通りなら指せるか・・・。

そのまま▲3三歩成【第7図】と踏み込んできた場合

どう対処するのが正解でしょうか?

【第7図】▲3三歩成
20181027007

△同桂としてしまいそうです・・・。

が、ここは△同飛!!が強い一手!

【第8図】△同飛
20181027009

ここで、相手は▲同飛としてきた場合には

△同桂ー▲3五銀ー△2七飛打【第9図】で、

評価値は -1500 で優勢のようです。

【第9図】△2七飛打
20181027008

なかなか覚えにくいというか

頭に入らない手順ですが、

ポイントとしては、

 ・△6四角の逆襲

 ・△2二飛の合わせ飛車

と、いったところでしょうか?

いかがでしたでしょうか。

また、機会があれば他の雁木ポイントも

記事にできればと思います。

では、また。

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