初段になるためのワンポイントアドバイス

こんばんは。

ぴかり(夫)です。

先日、新宿将棋センターで初段認定を受けました!

新宿将棋センターは認定が甘いとの噂ですが

初段は初段です!

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本格的に将棋を始めてから約2年。

自分の乗り越えた壁(?)について、

備忘録も兼ねて、まとめてみようと思います。

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歩の手筋を覚える

たたきの歩

まずは「たたきの歩」。

相手にタダで取られてしまう所に歩を打つことですが、

初心者の頃は勿体なくて、思いつきもしませんでした。

相手の陣形を乱すことが

歩1つ以上に価値があることを理解できたとき、

ワンランク強くなれました。

例えば、こんな場合ですね。

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持ち駒:歩1

こんな場合に、

「とりあえず飛車先に歩を叩いておこう」

と思えると、ワンランクアップしてると思います。

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いわゆる「タダやん?」ってやつですが、

相手の飛車が嫌な位置になります。

試しに自分の方向から見てください。

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嫌じゃないですか?

元の位置に戻したくなりますよね?

でも、戻すためには1手必要になります。

つまり、歩がタダで取られたのではなくて

「歩」と「相手の一手」を交換したことになるのです。

ちなみに、この「一手」の価値というのは

終盤になればなるほど、大きくなります。

垂れ歩

そして次に「垂れ歩」。

次にと金になれる位置に歩を打つこと。

本ブログのタイトルである「継ぎ歩に垂れ歩」ですが

まだ、ぴかり(夫)は上手く使えていません?(-ー;)

ま、簡単にいうと以下の図のようなときに

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次に「と金」ができる位置に歩を打つことです。

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「あれ。直接、角の頭に歩を打てばいいじゃない?」

と、思いました?

角に下がられると、次の手が続かないんです。

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歩の手筋はいっぱいあります。

「三歩持ったら継ぎ歩に垂れ歩」という

格言もあります。

私もまだまだ勉強不足なので、頑張ります!

角交換では金は不動

角交換になった場合は、

相手角の打ち込む隙を与えてはいけません。

そのためにはどうすれば良いか?

難しく考えることはありません。

とりあえず、下図の赤丸に示した

金は動かさないようにすることです。

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この金が動かなければ大抵問題ないことが多いです。

この金が左側に一つでも寄ってしまうと

3九角など打ち込む隙ができてしまいます。

また、逆の場合は利用しましょう。

つまり、相手の金が移動していて、角交換できる場合は

迷わずに角交換してしまえば良いのです。

紐をつける(浮き駒を作らない)

2級ぐらいで、よくあった負けるパターンは

一気に攻めようとして、跳ね返されて一気に負けるパターンです。

一気に攻めると、浮き駒ができやすいのです。

そのため、反撃されやすく、手も足も出なくなります。

以下は極端な例ですが・・・

2016062704
飛車が浮いています・・・。

2016062705
後手が銀など持っていて、

飛車先にいる銀が動かされたら

浮いている飛車が取られてしまいます。

こうなる前に、きちんと

飛車に紐をつけておかなければなりません。

過去記事で紐つけに関して考察していますので、

こちらの記事も読んで頂けると嬉しいです。

(ビミョーな考察ではありますが・・・)

関連記事:[嫁将棋]またまた不評で、今回は・・・

相手の考えを読む

もし、相手の考えが分かる能力があれば

当たり前ですが、無敵でしょう。

であれば、不完全であっても、

相手の考えを読む努力が必要なのは

火を見るよりも明らかですよね。

そして序盤であればあるほど、読みやすいです。

例えば・・・

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あ、居飛車だな。

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お、棒銀か?

みたいな感じです。

ただし、相手の考えが分かっても

その対抗策が分からなければ話になりません。

なので、序盤で有利に持っていくためには

どんな戦法があって、それにはどんな対策があるのか?

を知っておく必要があります。

棒銀に有効な対策は?

右四間飛車に有効な対策は?

三間飛車に有効な対策は?

などなど・・・。

(こういうのを記事にできると良さそうだな。

自分のためにも今後作っていこう!)

オリジナル戦法を考えてみる

最後にオリジナル戦法を考えてみることです。

将棋の上達する方法として、よく

「定跡を覚えること」が挙げられます。

でも、定跡をただ覚えるだけだと

覚えた定跡から一手でも外れてしまうと

わけがわからなくなります。

そこで、定跡を覚えるのではなく

自分で定跡を作り出すのです。

(強引でしょうか・・・?)

もちろん最初は、負け続けます。

そこで負けた理由を考えて、自分の定跡を見直すのです。

負け将棋なんて振り返りたくもありませんが、

定跡を見直すという理由があれば、振り返らざるを得ません。

当ブログでは「初手7八銀戦法」を紹介していますので、

こちらも見ていただければ嬉しいです。

関連記事①:[初手7八銀戦法]オリジナル戦法を作ってみた!

関連記事②:[初手7八銀戦法]負け将棋から学んでみる

以上です。

これから初段を目指す人たちに

わずかでも力になれれば幸いです。

では、また。

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