こんにちは。ぴかり(夫)です。
前回記事も嫁には不評でした・・・。
戦法とかいきなり言われても分かんないよと・・・。
ふぅ、まったく興味のない人に
興味を向ける難しさ。いや、ほんと難しい!
では、今日はちょっと視点を変えてみましょう。
将棋はパズルゲームの要素もある!
と、いう点です。
結構、女性ってパズルゲーム好きですよね?
今だと人気なのはツムツムでしょうか?キャラ可愛いですもんねぇ。
(その点、将棋は可愛い要素はゼロですが・・・)
では、将棋のパズル要素について紹介していきましょう!
それはズバリ
駒同士の連携です!
将棋用語では「ひもをつける」とも言います。
まず、以下は何も連携していない図です。
どの駒も連携がなく、ひとりぼっちのような感じですよね?
ここから、下にいる「金将」を1つ上に移動させてみると・・・
上部の3枚の「歩」が下部の「金」と連携しました。
一気にひとりぼっち感がなくなりましたよね?
(え?「ひとりぼっち感」がよくわからない?
・・・。察して!)
これで「歩」は「金」によって1つ連携されました。
しかし「金」はどうでしょう?
「歩」は前にしか進めないので「金」の連携は0です。
連携された数を駒の左下に書いてみました。
この「金」のように、誰からも連携されていない状態を
「駒が浮いている」と呼ばれます。とても危険な状態です。
なぜ危険なのか?
以下のように、連携されていない駒(浮いている駒)は、
相手に取られた後、どうやっても取り返せないからです。
⇒
金が相手の飛車にとられた後、取り返すことができません。
連携している駒が1つでもあれば、その連携している駒で取り返せるのです。
では、初期状態を見てみましょう。連携の数も書いてみました。
連携が0の駒には星マークをつけてみました。
真ん中の「歩」3枚が危なそうですよね。
(後、左側の「角」の上にある「歩」も結構危ないのです。)
ここで、左右どちらの金でも良いので
「玉将」の上に移動させるだけで、連携ができるのです。
この結果、真ん中の3枚の「歩」に連携ができました。
さらに移動した「金」自体が 連携数「1」→「3」に増えています。
(そのかわり、上がった金の横にいた「銀将」は
連携がなくなって危険な状態になりました)
このように連携数をどんどん増やしていくと固い陣形ができあがってきます。
以前に紹介した「矢倉囲い」を見てみると・・・
連携されていない、いわゆる「浮いた駒」はありません。
相手から攻められにくい陣形になったのです。
しかし、1つしか連携がない駒もありますよね?
ここが攻めるときに狙われやすい所にもなります。
・・・と、まあまた、なんか難しい話になってしまいましたが
少しでも興味を持ってくれることを願いつつ、
そして自分の説明スキル、将棋スキルもアップすることを願いつつ
今日はこのへんで。
では、また。