[将棋王国物語]足りないもの、それは数手先の盤面イメージ

こんばんは。ヒシャ王子です。
今回も自分が指してしまった悪手を
振り返るよ！

自分の誤り、未熟さを見返すという
辛い作業ですね・・・。

確かにそうだけど、
強くなるためには反省しないとね。
じゃ、以下の局面【Ａ図】だよ。

こちらは矢倉囲いが完成して、
相手が桂馬を跳ねてきた局面ですね。

【Ａ図】△７三桂

そう、ここで僕は▲３七銀と迷いも無く
銀を繰り上げたんだけど疑問手だったみたい。

▲４六角【Ｂ図】と
角の活用を考えるべきだったようですね。

【Ｂ図】▲６四角

後手は△６四歩と角道を止めるしかないんだね。
いかに相手が嫌がるようになるのかを考えないとね。
続いて、【Ｃ図】だね。

【Ｃ図】△７五歩

相手が△７五歩打としてきた局面だね。
これは、次に７四歩、７三歩成まで遅いとみて
反撃を考えたんだよね。

実際、そこまでの判断は正しかったようですね。
△７五歩打は悪手と判定されているようです。

ここで、右側の桂馬を活用しようと考えて
▲３七桂としたんだよね。【Ｄ図】

【Ｄ図】▲３七桂

ここは単純に▲２四銀と
したほうがよかったみたいですね。

それは考えたんだけど
▲２四銀－△同銀－▲同角－△同角
－▲同飛－△２三銀打【Ｅ図】
となって飛車を下げるしかないから
面白くないと思ったんだよね。

【Ｅ図】△２三銀打

ただ、この局面まで来て思うのは
飛車を下げても、相手は歩切れだし
▲３五桂打の「ふんどしの桂」が有効だよね。
相手が歩切れな事も、▲３五桂打も
全然読めてない・・・。

頭の中で盤面がイメージできてないんですよね。
相手の手駒はおろか、
その周辺にある駒の位置も・・・。
しかしここは、さらに▲同飛成！と
踏み込むのが良いようです。

ええーっ！！

【Ｅ図】から
▲同飛成－△同金－▲３五桂打【Ｆ図】
が良いようです。

【Ｆ図】▲３五桂打


この後、△４四角打の反撃も怖いですが
相手も玉のコビンが空いているので
▲６六角打とかで対抗できるみたいですね。

なるほど・・・。
仕掛けるときは数手先の局面を
もっと周辺駒のイメージが
できるようにならないといけないね。

そうですね。
修行しましょう。

では、また～。