[将棋王国物語]穴熊の再構築　それって良い手なの！？

こんばんは。
ヒシャ王子です。
今日の対局で指した悪手を
振り返ろうと思います。

そうですね。
自分の対局を振り返るのは
大切だと思います。

本対局も「初手７八銀戦法」を
採用しました。

【第１図】

【第１図】は飛車を８筋に振ったところだね。
相手はゴキゲン中飛車を選択してきたね。

「初手７八銀戦法」は今のところ
中飛車には有効と感じていますね。
▲７六銀と出るタイミングに気をつける必要がありますが・・・。

【第２図】

さて、【第２図】が１つ目の問題局面だね。
後手が５筋の歩を突いて、▲同歩－△同飛と
した場面だね。

ここは何の疑いもなく
▲５七歩打としましたね。

あ・・・うん。
守らないとね。

でも、ここは▲４八玉とすべきだったみたいだね。
▲２八玉まで潜り込むほうが良いみたい。

【第３図】

【第３図】はだいぶ進んで
こちらは穴熊、相手は美濃囲いとして
後手は飛車を３筋に振って攻めてきた局面だね。

ここは５筋を突破しようと
相手の飛車は無視して▲５五歩としたんですよね。

ここはすんなり▲３七歩と
守っておくのが正解だったみたい。

この後、△１六歩と１筋を攻められて
最後に△７九飛成で▲同銀とすると１筋が崩壊するんですね・・・。

【第４図】

実際は後手にも悪手が出て
なんとか１筋を守れたんだよね。
そして【第４図】は角と銀香交換になり
浮いた銀を狙われた△８八飛打とされた局面だね。

ここはすっと▲７六銀と下げましたね。

ここは▲１八香打と穴熊を
再構築すべきだったみたいだよ。

え！？銀は放置でですか！？

もし▲１八香打の後、△８五龍と銀を取られても
▲５四歩－△５二歩打－▲６四歩打－
△同銀－▲６三飛打！【A図】
でこちらが有利に進めるんだ。

【A図】

はぁ～なるほどぉ～。
５七に放った香車を上手く使えるよう
考えないといけない場面でしたね。

銀を回避させても、△８九飛成と
桂馬はとられて自陣に龍も成り込まれてで
最悪ですもんね。
しかし、▲１八香打かぁ～。実戦で選べる気がしないなぁ。

【第５図】

そして【第５図】が１筋を攻められた局面だね。
ここは守らないとと思い▲１八銀打だったね。

迷いましたが、９段目に龍がいるので
２八の銀は動かせないと思いましたからね。
仕方が無い手だと思いましたが・・・。

ここは▲６二歩打だったようだね。

△同金とされますよね？
何か良いことがあるんでしょうか？

△同金から、
▲５三歩成－△同金－▲同香成－△同角－▲２二飛打【B図】
として攻めるみたいだね。

【B図】

確かに、負けてないような気もしますが
△５二歩打とかで攻めてがなくなるような気もします。

その場合は▲２一飛成から
▲１二龍と１筋を守るのが良いみたい。

はぁ～なるほどぉ。
いやあ思いつきませんね。ははは。

この後は１筋から攻められて
負けちゃったんだよね・・・。
次回は勝つぞー！
では、また～。