おはようございます。ぴかり(夫)です。
自分が高校生のときに、はまった3大マンガです。
題して、30代おっさんが送る、高校生の時に読みたいマンガ ベスト3~♪
■第1位 最終兵器彼女
アニメ化・映画化もされた「いいひと」でもお馴染みの
高橋しん さんの近未来SFの恋愛ものです。
このマンガの特徴は、なんといっても第一話です。
単行本で買うとよくわからりませんが、雑誌連載中の際
タイトルは伏せられていました。
「高橋しん 最新作!」とだけ。
そして第一話は、なんの変哲もない北海道の田舎にすむ
恋愛下手な男の子と、ちょっとドジは女の子の
学園ラブストーリーかのようなのです。
しかし第二話で話が一転します。街に急に警報音が鳴り響き
どこか分からない外国からの多数の爆撃機が街を襲います。
その多数の爆撃機を一瞬のうちに壊滅させる、空を飛び回る物体があらわれます。
その物体の正体は・・・。ここでタイトルが見開きに渡りバーン!!と出てきます。
「最終兵器彼女」と。
このマンガは戦争の無残さ、それでも生きる人間の強さ・または弱さなどが描かれ
読んでいる最中はどよ~んと暗い気持ちになってしまいます。
でも、それでも、読まずにはいられない。そして最後は、バッドエンドともハッピーエンドとも言えない
でもなんか納得してしまう素晴らしい最終回でした。
特に多感な高校生時代にこの作品に出会えたことは、大きな自分の財産になりました!
■第2位 夢で逢えたら
これは知ってる人はいないでしょうね・・・。
1994年から2000年に連載された、ラブコメディです。
彼女いない暦=年齢の冴えないサラリーマン フグ野マスオ と
お嬢様育ちで男アレルギーの 潮崎渚 の恋愛ドタバタ劇です。
このマンガ、1巻と2巻あたりは我慢して読む必要があります。
なんというか、作者も手探りな感じで、なんともイマイチな物語が続きます。
でも、3巻以降は フグ野マスオ が凄い魅力的なキャラクターに見えてきます。
そして取り巻く登場人物たちも、最初はただの意地悪だったキャラクターも
クセのある憎めないキャラになっていったりと、どんどん面白くなっていきます。
そして12巻前後かなぁ? フグ野マスオが転勤で長距離恋愛(?)になってしまうところが
この物語のピーク! 笑いあり涙ありの素晴らしいエピソードがあります。
でも、高校生男子にしか読めないような気もします。
色々経験してしまった大人になってしまうと、この物語はどうもチープに見えてしまうのです。
とくにヒロインの潮崎渚さんみたいな清純可憐な人が、
こんな世の中には存在しないことを知ってしまっている大人には・・・。
これは是非!中高生に読んでもらいですね!
■第3位 ろくでなしBLUES
不良高校生・前田太尊(まえだたいそん)とそれを取り巻く仲間たちの
学園ドタバタコメディ有り、硬派な高校間の抗争有りと
作者・森田まさのりさんの画力・構成力が光るマンガです。
ただ、このマンガも1~3巻ぐらいまでは我慢して読む必要があるかもです。
森田さんも語っていますが、3巻あたりから登場するオトボケ担当
「中田小兵二」が出てくると一気に話が面白くなります!
あと、ヒロインの千秋ちゃんと前田太尊の、
二人は両思いなのに、素直になれず全然前に進まないもどかしさ。
高校生にはたまらなかったですね~。
あ~書いてると読みたくなっちゃったなぁ。
久々にマンガ喫茶にでもいってみようかなぁ。
では、また。